小児歯科

小児歯科

お子さまは、歯も口腔環境も成長をしている途中の状態です。そのため小児歯科の治療においては、お子さまの将来を考えた、健やかに成長するための治療を大切にしています。まずは、歯磨きは楽しいこと、歯科検診は歯に良いことなのだとご自宅でも教えてあげましょう。

小児歯科とは

小児歯科とは
お子さまの口腔の問題は口腔衛生的ケアばかりでなく、呼吸、睡眠、食生活・食育や健康増進・骨格の成長とも関連しています。そのため、お子さまが正しく成長するために、まずは呼吸、嚥下などの重要なポイントを押さえつつ嚙み合わせや歯並びなども診ていくことになります。乳歯がきれいに生え揃うことはきれいな永久歯や正常な歯ならび・嚙み合わせへの第一歩となります。そのため、むし歯などの治療だけでなく身体の機能に目を向けることも大切になります。

小児歯科の対象年齢は何歳から?

当院の小児歯科では、歯が生え始める0歳から対応しています。離乳食のチェックや正しいブラッシングの指導、噛み合わせのチェックなど、状態に合わせたアドバイスをしています。

小児歯科でフッ素塗布をするべき理由とは?

フッ素塗布をすることで、歯の質が強くなりむし歯になりにくくなります。当院では5歳前後のお子さまからフッ素塗布を行っています。

小児歯科ではできるだけ痛みの少ない治療をこころがけています

当院では、麻酔注射の前に表面麻酔をいたします。また注射時は電動麻酔器で注入時の圧を一定にし、チクッと刺す痛み、液注入の痛みを軽減するようにしています。

当院の小児歯科の特徴

当院の小児歯科の特徴

当院では単にむし歯の治療するだけでなく、口腔内が正しく成長していけるよう、歯並びや噛み合わせに気をつけながら治療を行っています。嚥下や咀嚼が正しくできない、口をポカーンと開ける癖があると歯並びが悪くなることもあるため、生活習慣・癖・咬合育成も含めた指導も行っています。できる限り痛みを抑えた治療、お子さまやお母さまにもわかりやすい説明を行いながら、お子さまの健やかな口腔環境づくりに貢献しています。

小児矯正とは

小児矯正は、単に歯を動かすだけでなく顎の成長をコントロールしながら行う矯正治療です。当院では、お子さまの矯正を、1期矯正・2期矯正に分けて対応しています。
1期目は早期治療と呼ばれ、全ての永久歯を対象にした矯正ではなく良好な成長発育を目的とし、それを妨げている歯や顎、骨格の調整を行います。主に成長期の小学生が対象となります。
2期目は中学生以降、永久歯がすべて生えた状態で行う歯の矯正です。
1期治療をするメリットとしては正しい機能で成長しやすくなること。また2期治療が必要ときに抜歯矯正の可能性が低くなることがあげられます。

西方歯科医院の小児矯正の種類

マウスピース型矯正歯科装置はどんな矯正方法?

マウスピース型矯正歯科装置とは、透明で取り外し可能な矯正装置です。食事以外の時間にマウスピースを装着することで歯が徐々に動いていきます。透明なので目立ちにくく、また取り外しできるのが特徴です。ただし、噛み合わせによっては適応外のこともあります。

床矯正(拡大矯正)とはどんな矯正方法?

床矯正(拡大矯正)は、永久歯が生える前に行う早期治療となります。取り外し式の器具を用いて顎を広げ、歯をきれいに並べていくものです。抜歯矯正をしなくてもよくなる可能性が高い点がメリットです。一方で、半日以上つけていただくことが必須となるため、お子さまが外さないよう親御さまの管理が必要となります。

クワッドヘリックス・バイヘリックス(内側矯正)とはどんな矯正方法?

クワッドヘリックス・バイヘリックス(内側矯正)は、上顎・下顎の歯列幅の拡大に用いられる固定式の装置です。ループ状のワイヤーの弾力を利用し、時間をかけて顎を広げます。ブラケットがなく歯磨きがしやすいため、むし歯になりにくいのが特徴です。
歯にブラケットを貼ってワイヤーでつなぐ方法でいわゆる従来の矯正方法です。子供自身が取り外しできないので効果が高いです。ただ歯が磨きづらくむし歯のリスクも高い方法です。親の細やかな管理が必須です。

小児矯正の保険適用について

歯科矯正治療は保険適用外となります。

小児の予防治療とは

お口にトラブルが起こる前にお子さまの歯の健康を守りましょう。

歯が健康な時からお口の中をチェックし、むし歯の有無だけでなく、磨き残しのクリーニング、食生活や歯磨き指導、噛み合わせや唾液の検査を行うことで、歯だけでない口腔全般のトラブルを未然に防ぐことができます。

当院で行う小児の予防治療の特徴

むし歯になる前のケアを大切にしています。フッ素塗布やシーラントの他、当院では、歯磨きの仕方、またお子さまの口腔環境にあわせた歯ブラシや歯磨き粉の提案をしています。お子さまの歯は、噛みごたえのある食べものをすりつぶして咀嚼することで健やかに成長していきます。これが体の正しい生育にも繋がるため、ご家庭での生活習慣や食習慣なども含めたアドバイスにも力を入れています。

小児の予防治療の頻度

2、3ヶ月に一度など、定期的に来ていただくのが理想的です。忙しいお子さまの場合は、夏休みや冬休みなど長いお休みの時期にご来院ください。

小児の予防治療の内容

フッ素塗布やシーラントを行うだけでなく、口腔内のチェックを行い今どのような状況になっているのか丁寧にお話しします。食習慣なども含め、原因を特定した上で改善に導きます。

小児の予防治療が必要な症状

  • 口をぽかんと開けている
  • 間食が多い
  • だらだら食べている 

など、むし歯はないけれど上記のような生活習慣があるお子さまは、今後問題が起こる可能性があります。まずは口腔内のチェックを行い、今の状態を確認しましょう。

お口の健康づくりを通して子供たちの歯を守ります

当院では、治療や定期的なメンテナンスを促すための予防治療だけでなく、お子さまの口腔機能の正しい発達と成長のために、一歩先を見据えた治療や予防を行っています。お子さまが健やかに成長できるよう、0歳の生え始めから適切な口腔環境づくりをサポートいたします。気になることがあればお気軽にご相談ください。

お問い合わせはお気軽に
歯や口腔内のお悩みがある方は、
一人で悩まずご相談ください

ご予約・ご相談はこちら

Close
診療時間

月~水・金

9:30~13:00
9:30~14:30

休診

木・日・祝日

  • 047-377-6480
  • メールお問い合わせ
pagetop